首里城火災住民訴訟に関する重大証言を前に記者会見
- 石岡 裕
- 7月26日
- 読了時間: 3分
首里城火災住民訴訟に関する重大証言を前に記者会見を開催
〜火災原因特定と那覇市消防局報告書の瑕疵(欠陥・不備)を明らかに〜
2025.7.18
【記者会見概要】日時:2025年7月18日(木)14:00〜 場所:県政記者クラブ(沖縄県庁内)
出席者:首里城火災住民訴訟原告団(共同代表 石岡裕 他4人)
弁護士: 徳永信一(大阪弁護士会)

このたび、私たち首里城住民訴訟原告団は、下記の通り記者会見を開催いたしました。
本会見では、来る8月7日に那覇地方裁判所で予定されている証人尋問(口頭弁論)において、首里城火災の出火原因に関する極めて重要な証言が行われることをお知らせ致しました。
訴訟の過程において、これまで「原因不明」とされてきた首里城火災の出火原因が、専門家による調査と分析により明確に特定されました。特に、8月7日の口頭弁論では、首里城火災の検証において第一人者である専門家が証人として出廷し、原因不明とした那覇市消防局による報告書に重大な調査上の瑕疵(欠陥・不備)があることを、新たな物証を含めて立証し、首里城火災の出火原因を明らかにする予定です。
当日証言を行うのは、これまで複数の訴訟において大規模施設の火災原因調査と出火原因の特定を手掛けてきた鍵谷司(かぎや・つかさ)氏です。
鍵谷氏は、技術士(衛生工学・建設・環境)、甲種危険物取扱者の資格を有し、京都地方裁判所専門員や環境計画センター会長代行も務めるなど、火災および環境施設に関する幅広い専門知識と現場経験を持つ第一人者です。
2020年3月より、学術誌『環境施設』にて首里城火災の全容を解明する論文シリーズ「首里城炎上」を連載しており、公判ではその調査成果に基づき、出火原因の詳細を証言します。
本件は、文化遺産の保全および行政責任の在り方に大きく関わるものであり、多くの市民の関心が寄せられています。
首里城は、1992年11月に正殿等の復元から2019年2月の復元完了まで約30年間を費やしました。しかし、復元完了から僅か8か月後の2019年10月31日に焼失させてしまうという大失態を起こしています。これまで曖昧にされていた出火原因を明らかに致します。真実は必ず明らかになります。
【証人尋問のご案内】
日時:2025年8月7日(木)10:00〜12:00
場所:那覇地方裁判所
証人:鍵谷司 氏(首里城火災研究者)
裁判へのご支援のお願い
令和3年6月4日に監査請求を提出して口頭弁論・弁論準備を重ねて参りました。以来4年の期間が過ぎました。
いよいよ、隠されていた真相を明らかにする時を迎えました。皆様のご協力をお願い申し上げます。
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